2017年02月25日
縄文の女神さまたち。
打ち合わせがあり、茅野市尖石縄文考古館へ。
国宝・縄文のビーナス。実物。
昨今は、全国土偶コンテスト 初代女王にも
耀いた、縄文時代中期の土偶。
木の実・鹿・山の恵みも豊かにあった
であろう時代の福世かな女神さま。
万物すべてを生み出す大きなお腹、大きなお尻に
見ているだけで癒される。
国宝・仮面の女神。実物。
一方こちらは、仮面の女神。
縄文時代後期。寒冷期がはじまって、気温が
ぐぐぐ~~っと寒くなり、縄文時代中期の
雰囲気とは打って変わった生きる厳しさ、
切実さも醸される女神。
この頃、死者も多かったらしい。
色合いも、お尻の形も、お腹も
そぎ落とされて、シャープになってる。
それは横軸の《みんなで生きていこう》という
地球の福世かさ、というよりも
縦軸の《今すぐ宇宙の叡知を!直接に!》
という人びとの意識進化、変化を願う
シャーマニックな星々の動きを感じる。
きっと、その働きなのかな。
お腹のおへそは、北極星に見えるよ。
そして私がいま、ビンビンくるのは
仮面の女神だったりする。
まえは、包み込む優しさをもった
縄文のビーナスが「おかあさーんっ❤」て
感じで大好きだったんだけどね。
切り開く強さをもった仮面の女神が私に言うのだ。
「目的へ真っ直ぐ、行きなさい!」と。
そんな感じがするのだ。
そして、そんな縄文時代後期の
絶滅の危機をどうにか乗り越えて、
さらにいくつもの時代を越えて現在がある。
諏訪地域にはこんなに多くの遺跡が
たくさんあったことを後の世の私たちは
今、知ることが出来てるよ。
ありがとう。ご先祖さま。
人類をなめるな。
おごるな。停滞するな。
進化しよう♪わたし。
Posted by 葦木啓夏(Hiroka Ashiki) at 12:18│Comments(1)
│古代 遺跡 心の美
この記事へのコメント
転載させていただきます。
Posted by 阿達周明 at 2017年02月26日 00:51