2014年09月25日
『仮面の女神国宝指定記念イベント in 中ッ原』のご報告
9月は早足過ぎてブログ更新が追いつきません(笑)
しかし、こ、こ、こ、これだけは!
節目ということでがんばります。
9月23日(火)秋分の日に開催された
『仮面の女神国宝指定記念イベント in 中ッ原』
のご報告です。
第一発見者・柳平年子さんと。
83才のグランドマザー。大ファンになりました。
尖石縄文考古館から4kmの道のりをウォーキングされたみなさま。守矢館長のお話は大変、好評だったようです。
なんといってもご先祖が近くに感じるお彼岸に、お墓の遺跡である中ッ原遺跡ですからね。3500年前、土偶・仮面の女神をつくり、マツリをして、村の首長のお墓に仮面の女神を埋めたご先祖さま。女神の長い眠りを、今から14年前の西暦2000年に呼び覚ました第一発見者の柳平年子さん、当時中ッ原遺跡の発掘担当だった尖石縄文考古館 守矢館長さんに、現地その場だからこそ聴ける貴重なお話をお聞きしました。
年子さんの発掘前夜、前々日に見た夢の話。
改めて、不思議なこともあるものだと。
仮面の女神が発掘された2000年の夏。
そこで一体どんなドラマが
展開したのでしょうか?
そのドラマは現在までどのように
展開してきたのでしょうか?
そしてこれからどのように
展開していくのでしょうか?
当時の発掘現場の写真
出土した仮面の女神
2000年当時を振り返る発掘担当・守矢さん(現・尖石縄文考古館館長)と第一発見者の柳平年子さんの貴重なお話。必見です。
以下、YOU-TUBE動画です。
素晴らしい内容でした。
来れなかったみなさんはぜひ、動画をご覧ください! ↑↑↑↑
テレビ信州【報道ゲンバ】でも放送されたようです。
地元紙・長野日報にも大きく掲載されました。
歌わせていただきました。
空にゆったり伸びる雲。たくさんのトンボの群。秋風がすずやかに通り抜ける中、ご縁あるみなさんと、いい時間をすごせました。
ありがたや、ありがたや。
雲も踊ってますね~~♪
秋分は真東から太陽が登ります。
朝はこんな感じだったようです。
あ~~いい日でした~。
最後に結びとして・・・
これから茅野市が縄文のまちづくりをどう進めたらいいか?という質問に対しグランドマザー柳平年子さんのお答えはどうだったか?
「ありのままでいいと思う。
私たちは幸せなところに住んでます。」
はい、わかりましたm(__)m
グランドマザーの言うとおりにするのが中ッ原ムラの掟です。この言葉を大切にしながらこれから歩んでいこうと思います!すべてはここからはじまるはずですから。
【以下、おまけ情報です】
Venus Beauty
信州・八ヶ岳山麓に位置する茅野市は
縄文時代とても豊かな文化が花開きました。
国宝2つの女神土偶が見守る街・茅野。
縄文女神=Venus=Beauty=内外ともに心身から美しく。女性性を象徴とした企画を考えました&ご紹介します。縄文土器は、お母さんのお腹、母体、子宮を表すとも言われています。遺跡という母体を舞台に、私たち自身の身・体・心とつながる。遺跡自体とつながる。縄文身体とつながる。自分の女性性とつながる。八ヶ岳の縄文のすばらしさ、価値、魅力を、トーク、映画、おどり、音楽、エクササイズ、など身体を通して体感します。しなやかな心と、身体と、思考を取り戻しましょう。
●10月5日(日) 15:30〜
映画を通して響き合う!
【第17回 小津安二郎記念蓼科高原映画祭上映「2つ目の窓」】
奄美を舞台にした映画。女優・松田美由紀さんご来場決定。
小津安二郎監督が晩年を過ごしたふるさと蓼科・茅野。
それを記念して毎年行われている蓼科高原映画祭で、
カンヌ等世界が絶賛した河瀬直美監督の最新作にして最高傑作の「2つ目の窓」が上映されます!
縄文の血が色濃いという奄美大島を舞台に
圧倒的な大自然、つながるいのち、むき出しの魂で描かれる生きてる実感。生も死も含めて、映画を見終わった後には2つ目の窓がきっと開かれると思います。感覚・感性を開いて
ぜひ触れてほしい作品です。
上映後には、ユタ神様 母イサ役で出演された女優・松田美由紀さんのゲストトークがあります!
・時間 15:30〜
・場所 茅野市民館
(長野県茅野市塚原1−1−1)
・チケット 前売800円 当日1,000円
お求め、くわしくはこちら
http://www.tateshinakougen.gr.jp/cinema/lineup/07.html
・問い合わせ 0266ー72ー2101
茅野市役所観光課内「小津安二郎記念・蓼科高原映画祭」事務局まで
●10月12日(日) 11:00〜
与助尾根遺跡で響き合う!
【Chino縄文遺跡コンサート&トーク】
茅野市5000年尖石縄文まつり併催し、今年も行います。
美しい踊りと、唄と、風を。縄文の森から届けます。
ハーラウ レレ コアエさんの大地とつながる古典フラダンス。総勢100名で踊っていただけるそうです!
葦木美咲のライブ、尖石縄文考古館学芸員さんのお話。
ゆったりと平和な時間、ご一緒しましょう。
・参加無料
・場所 与助尾根遺跡
(尖石縄文考古館敷地内/長野県茅野市豊平4734−132)
・時間 11:00〜
・くわしくはこちら
http://ashikimisaki.naganoblog.jp/e1575594.html
・問い合わせ 080ー5108ー9444 篠原まで