葦木啓夏Blogー創世記ー

6月6日、7日は
国宝の新潟県笹山遺跡出土深鉢形土器が出土した
笹山遺跡で行われた『笹山縄文星祭り（前夜祭）』『笹山じょうもん市』で唄わせてもらいました。

夕方、大きな火焔型土器の聖火台に火を灯す、星祭りのリハーサル。



ゆりさんも楽しそう。



うまく付けられますように。



夜6時すぎ。
さて、本番です！
巨大火起こしで、笹山の男衆がみんなでチカラを合わせて火を起こします。



さあ、点火〜！
こどもたちといっしょに大切な役目を果たせて、うれしかったです。



星祭りが始まります。

笹山ムラのムラ長・ラマトさま（俳優の苅谷俊介さん）が最初のあいさつを。
長い長い旅から帰ってくる途中、黒耀石を求め八ヶ岳山麓に立ち寄って下さり、私を笹山ムラへと導いてくれましたよ♪



そしてなんと・・・
「9人目の妻」として迎えいれてくれました！
ビックリー！！笑



大きな火焰土器が見守る中、夜の星祭りが素敵な雰囲気で進行していきます。



縄文の舞姫・キユさん（松崎友紀さん）の美しい舞！
トキが舞っているようでした。

縄文太鼓と笹山の若人衆たちの踊りも、賑やかでした。



夜のコンサートでは
「天地開闢」
「御柱」
「まあるい星のまあるいムラで」
を唄いましたよ。

星空の下、幻想的なひとときでした。

星祭り終了後、
縄文住居内のいろりで懇親会。
輪になって、おいしいごはん食べました。
未来描いたり、すてきな時間。




お魚もさすがに美味しく焼けます。
とても贅沢な時間。



いろんな会話が飛び交う縄文住居。
みんないろんな事を真剣に考えて
いるのだなぁと、楽しい夜でした。



一瞬、電球の明かりが消えて、本来の火のみの明るさになりました。
このような明かりのなかで、縄文人のみなさんは暮らしていたんですね。疑似体験できた貴重な夜でした。


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翌日。
6月7日、朝。
心配もなんのその。快晴となりました♪




にぎやかな祭会場。
『笹山じょうもん市』がスタートします。



オープニング式。



ムラ長・ラマトさまも、ハレの祭衣装！
ゆりさんも笹山ムラの伝統衣装で、すっかりかわいい縄文人です。



舞姫・キユさんも、篠原さんも加わり記念にパシャリ♪　篠原さんがアイヌに見えるのは、八ヶ岳縄文の血筋でしょう。




中条のこどもたちと、女性たちによる踊り「風のこころ」、すてきだったなぁ。



初披露だった合唱の「はるかなる笹山〜縄文へのおもひ」。壮大な曲でした。素晴らしかった！




各地区のブース出展も様々。筒にうまく入ったら、新潟産コシヒカリも当たっちゃう「縄文わなげ」！
コシヒカリ狙いでしたが、はずれちゃいました。
残念賞のビスケットをゲット。




正午。縄文ミニトーク。
ムラ長・ラマトさまと、舞姫・キユさんと、私。
コーディネーターは今回の機会を繋いでくれた野沢さんこと縄文名：ツネルペさんです。

縄文への想いや、これから笹山じょうもん市がどんな発展をしていったらいいかなど、語り合いました。
ラマトさま（苅谷俊介さん）が古代へ想いを寄せはじめたきっかけなど、貴重なエピソードも聞くことができました。



キユさんと美咲による、縄文のうたと踊りの時間。
有志のみなさんといっしょに、輪になって茅野でうまれた縄文のうた「まあるい星のまあるいムラで」にあわせて踊りました。たのしかった！
新しいバージョンの振付がうまれて、「まあるい星のまあるいムラで」が笹山のふるさとにも根を下ろすといいなあ。



コンサート時間は昨日で終わりの予定だったのですが、要望をいただき、ふたたび唄わせてもらうことになりました。
「天地開闢」
「ありがとう」
アンコール「千年の森の物語」





「ありがとう」「千年の森の物語」では、キユさんもふわりと風のように踊りだしてくれました。
なんだか、初めて会ったという感じがしないキユさん。いっしょに響き合えてうれしかったです。

そして、遙か昔から知り合いだったように接してくれた関係者のみなさま、中条地区振興会さん、NPO法人笹山縄文の里さん、中条公民館さん、地域のお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃん、こどもたち、ムラ長・ラマトさん、本当の奥様、ありがとうございました！

祭の始まる前まではまったく知り合いじゃなかったのに、祭が終わればみんな仲間、みんな身内♪そんな空気がありました。
祭ってそうゆうことだなぁと、つくづく想いながら帰路に発ったのでした。

1000年後と言わずとも、またみなさんとお会いできると嬉しいです。
これからも交流を続けていきましょう！
ありがとうございました∞