2016年01月25日
木やりの役割って?(信毎御柱祭サイトより)
信毎御柱祭サイトを見ていたら、
先のブログ記事の中で起きた素朴な質問
『木遣り唄の役割』についてのひとつの答えが
書いてあったので、転記します☆

Q:
諏訪大社の御柱祭で歌われる「木やり」にはどんな役割が
あるのですか。
◇
「木やり」はそもそも、音頭を取って声を掛け合い木材など
を運ぶことや、その際の節回し(木やり唄(うた))
を指します。
全国にさまざまな木やりがあり、県内でも
長野市の「善光寺木遣(や)り」、木曽郡木曽町の
「木曽木遣り筏(いかだ)衆」の木やりなどが
知られています。
御柱祭では、木やりは御柱を曳行(えいこう)する
際の合図となるほか、御柱用材の伐採や、境内への
「建て御柱」など、氏子たちが力を一つにする場面で
登場します。甲高くよく響く節回しが諏訪の木やりの特徴。
諏訪郡下諏訪町木遣(きやり)保存会の小松直人会長
(65)によると、昔は掛け声だけの時代もあったよう
ですが、大勢の氏子に聞こえるよう、次第に高い声に
なったといいます。
下諏訪町と岡谷市長地地区には、御柱の曳行開始時だけに
披露される「綱渡りの木遣り」があり、御柱祭での
聞きどころとなっています。
現在、諏訪地方には九つの保存会があり、伝承に
努めています。甲高い声を出すには相当の鍛錬が必要で、
小松会長は「廃れることがないよう若い人に継いで
いきたい」と話しています。
(2016年1月20日掲載)
元リンク:
http://www.shinmai.co.jp/onbasira/2016/01/post-163.html
Posted by 葦木啓夏(Hiroka Ashiki) at 19:58│Comments(0)
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